オッドタクシー ~二階堂ルイ①~

女優

今回の舞台にてゆいゆいが演じる”二階堂ルイ”について見ていきたいと思います。

TVアニメ「オッドタクシー」ってどんな話?

■特徴
オッドタクシーは、主人公であるタクシー運転手・小戸川を中心に様々なクセのある登場人物が出てくる群像劇スタイルのミステリー作品です。
  ※群像劇:登場人物一人一人にスポットを当てて集団が巻き起こすドラマを描くスタイルの劇のこと

東京っぽい街が舞台となっていますが、登場するキャラクターは全員擬人化した動物の姿をしています

■あらすじ
主人公のタクシー運転手・小戸川は、身寄りはなく、他人とあまり関わらない、少し偏屈で無口な変わり者です。

彼が運ぶのは、どこかクセのある客ばかり。

バズりたくてしょうがない大学生、何かを隠す看護師、
いまいち売れない芸人コンビ、街のゴロツキ、
売出し中のアイドル・ミステリーキッス…

物語は、小戸川とタクシーの乗客や友人との何気ない会話が繰り広げられる中、やがて失踪中の一人の少女が関わった事件へと繋がっていくお話です

舞台 オッドタクシー~金剛石は傷つかない~について

特徴
舞台版でも、此元和津也さんが新たにオリジナルストーリーを書き下ろし、「ミステリー・キッス」誕生の光と影を描く。“金剛石”である彼女たちに心酔し、支え続けるマネージャー・山本の活躍にも注目とあります。
 アニメシリーズでは、不遇のラストでしたが、今回はどのようなストーリーになるのでしょう??
あらすじ
舞台オッドタクシー公式HPでは下記のような内容が記されています。

 2019年某日。都内某所で新規アイドルメンバー募集のオーディションが開かれた。あまたいる少女たちの中から選ばれたのは、二階堂ルイ、市村しほ、三矢ユキの3人。「グループ名は、ミステリーキッスだ。」それぞれの夢を持った彼女達はデビューを目指し、レッスンの日々を過ごすことになる。

 しかし、楽曲提供をしてくれるはずの売れっ子プロデューサーは常にやる気が感じられず、不穏なSNSの裏垢はお互いにしか知らない情報を吐き出す。

 同じ目標を掲げた仲間のはずなのに、3人の関係は少しずつ不協和音が響いていく。そんな彼女たちを見つめる、もう1人の少女がいた。オーディションに落ちた和田垣さくら。彼女もまた、譲れない夢を持っていた――。

舞台オッドタクシー公式HPより

主な登場人物

ミステリーキッス
オッドタクシー公式HPにおいて、ミステリーキッスは、あまたいる少女たちの中から選ばれた二階堂ルイ、市村シホ、三矢ユキの3人 と表現されおり、ミステリーキッスを売り出そうとしているのはマネージャーの山本です。

二階堂ルイ(18歳・アイドル)

抜群のルックスに加え、歌もダンスも巧みにこなすミステリーキッスのセンター。
負けず嫌いで出世欲は誰よりも強い。
[Actor 小栗有以]

市村シホ(18歳・アイドル)

一見純粋でかわいい性格にみえるが、貧乏な家で育ったため、
大金持ちになりたいという野心を秘めている。趣味は温泉めぐり。[Actor 鈴木瞳美]

三矢ユキ(18歳・アイドル)

3人の中では一番まっすぐでピュアな性格。
無邪気な発言をマネージャーから怒られることも。からあげが好き。[Actor 山口乃々華]

マネージャー
また、マネージャーはイケメン。

山本冬樹(34歳・ミステリーキッスマネージャー)

高身長でハンサムな男。実直な性格をしている。
ミステリーキッスが売れるためなら手段を選ばず尽力する。

和田垣さくら
オーディションに落ちたけれど譲れない夢をもつ女の子。

和田垣さくら(18歳・???)

アイドルで成功し、苦労をかけた故郷の母に恩返しをしたいと思っている。[Actor 濱岸ひより]

コミック版「オッドタクシー」の最終巻(5巻)の最後にはアナザーストリーとしてドブとヤノの関係が語られていて、ヤノと山本の関係も少しだけ触れられています。
■他の登場人物
 今回の舞台では、上記以外に原作アニメで登場した大門兄弟、ホモサピエンスの柴垣・馬場、古参ファンの今井が登場しますが、それ以外に、竹田、溝渕、四ツ橋、丹羽、和田垣母(Actor:遠山景織子さん)が新たに登場します。遠山景織子さんといえば映画版「高校教師」の柏木繭役で新人賞を総なめにした方ですよね。すごーい。和田垣母は和田垣さくらの母なので、イメージできますけれど、他の登場人物達はどのような形でストーリーに絡むのでしょうね、楽しみです。

二階堂ルイとはどんな女の子?(第1巻)

二階堂ルイが登場するシーンをピックアップしたいと思います。とりあえず、電子コミックの第1巻を見ていきます。
第1巻の表紙は小戸川です。(主人公なのでね)

今井との特典会での会話(第1巻 P106~P111)

 チェキを撮る際のポーズを今井と二階堂で相談するやりとりがあります。駆け出しのアイドルはライブの後に物販が実施されチェキ撮影やCD・ブロマイド販売等が行われます。これらは、一般的に「特典会」と呼ばれます。

 AKB48においてもCDを購入した際にオンラインお話し会への参加や、リミスタでのオンラインサイン会などが実施されています。

 チェキ券を購入しチェキ撮影の後、チェキへのサインやメッセージを書く時間にアイドルとお話しができる仕組みが多いようです。何度もチェキ券を購入してチェキ撮影の列に並ぶことを「チェキループ」と言います。

そして二階堂の会話を見ていくと、

今井さんは最初のライブから来てくれてもんね
ルイ嬉しい!

電子コミック第1巻P107より

今井は古くから二階堂のことを知っていることや、二階堂の一人称(自分を指す言葉)はルイであることが分かります。
そして、

今井さんだから特別…ハグなんてどう

電子コミック第1巻P107より

ハグなんて。。。と思いますが、良くみるとエアハグのようにも見えます。ふぅ、よかった。
そして更に畳みかけます。

でも一杯買ってくれたら…
チェキにラインIDを書いてあげる

電子コミック第1巻P111より

売れるためになんでもやる二階堂の性格が垣間見えるシーンですね。

二階堂とマネージャ山本との会話(第1巻 P114~P118)

二階堂はイベントの出来に上出来、予想以上だという言葉に対して二階堂は、こう答えています。

CM売ったわりに売れてない。
もっと今井さんみたいな太客増やさないと

電子コミック第1巻P114より

ここからも剥き出しの向上心がうかがえます。そして、山本が「あの5人の中にいたんだよな」という問いに対し、

…そうだね。
あの頃から追ってくれているのは、今井さんだけだと思う。

電子コミック第1巻P115より

何かしらの事件性を匂わせるようなやりとりです。
「あの頃」とは「最初のライブ」を指しているので、当時集まったファンは5人だけだったことや、そのファンも今井だけなのでアイドルの売り出しは結構苦労している様子がうかがえます。
そのあと、ヤノから山本のスマホに電話がありタクシー運転手(小戸川)やドラレコに繋がっていきます。

今井と小戸川との会話(第1巻 P119~P125)

 今井がタクシーの中で運転手の小戸川に対し、ミステリーキッスについて熱く語るシーンがあります。

苦節2年ようやくデビューなんすよ!
思えば1年前、偶然入ったライブで彼女達と出会ったんですよね。

電子コミック第1巻P121より

 オーディションは2年前の二階堂達が16歳の時、そして2年かけて18歳でデビュー。今井がミステリーキッスを知ったのは、1年前なので二階堂が17歳の時にライブで知ったことになります。

そしてさらに、二階堂の魅力について熱く続けます。
ジャニス・ジョプリン(1943年1月19日 – 1970年10月4日)はアメリカ合衆国の代表的な女性ロックシンガーです。私も全然世代が違うのですが、今井がジャニス・ジョプリンを出すのはビックリですね☆彡

二階堂ルイの圧倒的オーラ!
ジャニスジョプリンを彷彿とさせるような歌唱力!!
天性のアイドル性とはうらはらにあるれ出る剥き出しの向上心!!!

電子コミック第1巻P122より

ジャニス・ジョプリン(1943年1月19日 – 1970年10月4日)はアメリカ合衆国の代表的な女性ロックシンガーです。私も全然世代が違うので「ゼネレーションギャップ」ですね。
今井がジャニス・ジョプリンを出すのはビックリですね☆彡

以上、ここまでが第1巻での二階堂のシーンです。結構二階堂について語られていますよね。

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