二階堂ルイとはどんな女の子?(第4巻)
第4巻の表紙はヤノと関口が描かれています。関口デカイなー
二階堂の独白(P93~P138)
P93の下部に二階堂と馬場がテレビで東京湾で発見された遺体の身元が三矢であることのニュースを見ているコマがあります。二人とも☆マークのトレーナーを着ている、ぺ、ペアルック?? ショーック!!
そして、ニュースを見た後、二階堂の独白が始まります。
二階堂の幼い頃からの性格について
幼い頃から人一倍負けず嫌いだった。
電子コミック第4巻P96より
通知表にはバイタリティー溢れる向上心の強い子だと書かれていた。
しかし人生には負けは必ず存在する。
勉強。運動。芸術。
全てにおいて能力の限界があり、そしてその全てに上がいた。
容姿以外。
向上心の強い二階堂が、全てにおいて一番であることを目指していたが、ルックス以外、どの分野においても上には上がいることを知ったこと。そして、アイドルを目指した理由が明確に語られます。
そして、二階堂から見た三矢ユキについて語られます。
二階堂から見た三矢の評価
私とは決定的に違う。人前に出ることに慣れている。場慣れしている。
電子コミック第4巻P98より
同い年の努力した人。負けを知っている人。
負けを恐れない人
そして、オーディション合格の通知がありセンターに指名されるものの、学業と両立しながらのレッスンの日々は”生まれて初めての努力”であり、平然とこなす三矢に嫉妬(腹立たしい)を感じています。
馬場との出会い
次に語られるのは馬場との関係が語られていきます。
出会いはイベントの帰り道での移動中の電車の中、うだつの上がらない馬場に対して、「悔しくないんですか!!」と迫る二階堂に対して、
馬場は、
「諦めたら、めっちゃ楽になった」と返す。
こうなったら終わりだ。 と思ったけれど、
電子コミック第4巻P104より
こうなれたら楽だろうなと思った。
向上心が人一倍強い二階堂はその向上心が自分を追い詰めていて、そこから解放されたいという思いが伝わってきます。
でも、連絡先交換できるっていいですね。(いや、なんとなくで連絡先交換されるのも困ったことだ、アイドルとしては…)
そして、ミステリーキッス3人の会話に続きます。
3人が同じ方向を向いた矢先
三矢「もしかしたらすごいところまで行けるかもって思った」
電子コミック第4巻P107より
市村「二階堂さんと同じグループになれてラッキーだった」
初めて3人の気持ちが一緒になり、仲間意識が芽生え始めた矢先に…
プロデューサー「この子(三矢)をセンターにしよう」
急転直下の宣言に動揺を隠しきれない二階堂…
そして、物語のメインとなる事件が発生してという流れですので、省略します。
事件後の二階堂
事件後も二階堂は「三矢さえいれば」という思いをねじ伏せて見せることを誓ったものの、ライブイベントでは敗北感を味わい、事件が明るみにでるのではないかというとても強い不安と、アイドル活動の日常が繰り返し訪れる辛い現実に対して二階堂はこのように表現します。
正気を失いそうだった。
電子コミック第4巻P107より
なんか分かる気がします。そして「負けてもいい」という馬場が二階堂の癒しになるのは理解できるところです。
ここで独白は終了します。
二階堂の決意
控室のような場所で、マネジャーの山本、二階堂、市村、和田垣の3人が集まっています。
喪服を着てこれから記者会見が始まるようです。
そんな中、馬場から二階堂を心配する電話に対し二階堂は、
私もここから必ず復活してみせる。
電子コミック第4巻P148より
一人称(自分を指す言葉)は、「ルイ」だったのが、ここでは「私」に変わっています。
一人称の「ルイ」はやはり、アイドルのための作られたイメージだったんですね。
このシーン大好きなんですけれど、どうやって復活するんだろーって思いました。
以上、第4巻の二階堂でした☆彡
二階堂ルイとはどんな女の子?(第5巻)
第5巻の表紙はドブと小戸川が描かれています。作戦「オッドタクシー」を実行した二人組ですね。
しかし、第5巻ですが二階堂はほとんど出てきません。
第5巻 P115で、二階堂ルイは殺人の容疑で逮捕される描写があります。また、和田垣が「もう一人減るのは予想外」と母と電話しているシーンから、減るメンバーは二階堂だということが分かります。そして更に映画版ではさらにその先まで描写がされていました。
今回の舞台オッドタクシーで描かれるストーリーは、アニメと同じ結末になるのか別の結末を迎えるのか、凄く楽しみだと思います。
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